株式会社グリーンマンBLOG

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蛎太郎の独り言・東日本大震災(13)

ようやく、東北にも遅い春がやってきました。
桜が満開です。とは言え、先週は季節外れの雪が舞いました。
ここにきて、津波の被害を受けた方々と直接話す機会が増えてきました。

3km以上も流され、電柱につかまり一晩を過ごした方・・・
1m後ろを走っていた人が流されながらも、九死に一生を得た方・・・
3日間、孤立してしまい。餓死まで考えた方・・・

本当に人の人生は、判らないものです。
人生は何が幸いし、何が災いになるのか・・・

「タイミング」

この一言に尽きるのでしょうか。
未だ、1万人近くの方が行方不明の現実・・・
恐ろしい事です。

そんな中、カキ漁師達は復興への第一歩を歩み始めました。
「夏に向けて種カキ、やっからよー!」
「ある船を集めて、助け合ってやるしかねえっぺ!」
「お前ぇは、肥料屋、やんだべ?」
「お互い大変だけんども、頑張っぺ!」

心強い、言葉です。
カキ殻肥料は、カキ養殖業と共存しています。
宮城のカキ養殖業の復興の手助けとなる様、
今、私達に出来る事を全力で邁進していく所存です。