株式会社グリーンマンBLOG

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蛎太郎の独り言・千葉遠征・和郷園訪問

和郷園さんに営業に行ってきました。
千葉を、いや日本を代表する生産者団体です。
先日、エコファームアサノさんに伺った際、雑談の中で・・・
「県内で影響力のある生産者は、どなたですかね~?」

「そうだな~、○○なら△△さん」
「○○なら、□□さんかな~?」
「紹介してやろうか?」
「えっ!イイんですか?」

そりゃ、行かない訳にはいきません(笑)
そんな中での和郷園さん訪問。
夕方お伺いしましたが、集荷や出荷の車がひっきりなしに通ります。
流石、活気が満ち溢れている様に感じました。
担当のSさん、とっても熱心で土作りに拘りを持ってらっしゃいます。
カキ殻の低温乾燥の意義も良く理解して頂けた様で、非常に良い時間でした。
作柄が、がらっと変わりますから楽しみにして下さい。
早速、お取り引きが始まりました。
有難う御座います。

蛎太郎の独り言・秘密主義

異業種からこの世界に飛び込み6度目の春がやってきます。
営業で全国各地へ伺う機会があり、多種多様な生産者にお会いします。
同じ農業でも、県民性は勿論、作っている作物によって、大きな違いがあると感じます。
農業ってのは、そんなモンだよ!と言ってしまえばそれまでなのですが・・・
皆さんそれぞれ拘りの、隠し技をお持ちです。
それは他者との差別化を図る為の秘伝の技なのでしょう。
剪定、肥料、機械、ちょっとした各々の知恵でそれは異なる様です。
先日もあるユーザーのお宅(3年目)で春肥の相談をしていると、
近所の方がお茶を飲みに来られました。雑談の中その方が、ユーザーに聞きました。
「おたくの去年の大根、えらい良かったよねー、肥料何使ってるの?」
おっ?僕の出番かと構えていると・・・

「おらわー、親父がやってるから、わかんねー!」
「皆と一緒だっぺ!」との答え

えっ?解んない訳ないでしょ!さっきまであんなに詳しく話していたジャン!(笑)
お客さんが帰られた後、聞くと
「ライバルには、言わねーよ!」
何の事は無い・・・秘密なんです。(苦笑)
直売所系では、よく聞く話です。
同じ値段であれば、新鮮で樹勢感の良い野菜が先に売れて行くのは仕方のない事です。
それが即、収入に繋がる事ですから・・・

「イイ物でも、技量がない人に勧めても、使いこなせない人もいっぺ」
「良くなって当たり前、少しでも悪かったら何言われるか・・・」

確かにその通りです。理解は出来ますが、肥料屋としては・・・残念・・・。
皆さ~ん!良い青果物の秘密は、「蛎右衛門」ですよ~!(大声)

蛎太郎の独り言・エコファームアサノ訪問

千葉県八街市のエコファームアサノさんにお伺いしてきました。
http://ameblo.jp/ecofarm-asano/

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浅野代表は、西洋野菜の名人で有名フレンチ・イタリアンのシェフ達、御用達の生産者さんです。事務所には、各国のシェフ達の写真が飾られ、雑誌で見たことのある顔も何人かいらっしゃいました。☆の数を競い合う名店ばかりです。その中には、日本のファンタジスタ、ナカータも!(中田選手・サッカー)

取引を始める際には、現地に来て貰い、実際作っている圃場で、実物を試食しながら商談をするのが浅野流だそうです。
僕も試食させて頂きましたが、カブは、まるで果物!人参も尋常じゃない位、味が濃い!
こりゃあ、名うてのシェフもやられるわ(笑)
元々、自然派志向でカキ殻(焼成)を使っていたそうですが、幕張で行なわれたガーデンEXPOで弊社のブースにお越し頂き、蛎次郎の製造工程を知り、ピンときたそうです。
使用2年目、作柄が変わったとの高評価を頂いております。

「圃場も作り手も肥料も一緒、違うのはカキ殻だけだよ!」

最後に圃場を見せて頂き、大満足の一日、今日はイイ日だ。

蛎太郎の独り言・JA加美よつば・ねぎ部会

ねぎ部会に出席してきました。
弊社の北西に位置する加美町、平野部と落葉紅葉樹林を背負った山間部があります。
山間部に弊社の顧客が、多くいらっしゃいますが、米が断然旨い。
やはり、水なのでしょう・・・
ここは米に次ぎネギの産地です。部会員は約150名・・・。
一通りカキ殻肥料のご説明をさせて頂きました。
カキ殻とネギの相性は、全国各地で立証済みですから、説明にも自然と熱が入ります。
根張りが良くなり、太く重量が重くなるのは勿論、炊くとホント甘いんです。
今まで沢山の方々に評価されてきたので、自信満々です。
基本である土作りに、ミネラルの補給に一度使ってみれば解ります。
根張りが良くなるので、収穫時、抜くのが大変になったとも言われますが、決して苦情ではありません。良い青果物に根張りは重要だと言う事は、皆さんが一番理解しているからなのでしょう。

蛎太郎の独り言・宮城県農業法人会出席

昨日は、宮城県農業法人会に出席してきました。
宮城県は、全国的にみても農業法人会員数が多いとの事です。
毎回、プレゼンのお時間を頂きお話しします。
以前は知らない方ばかりでしたが、最近は、少しずつではありますが顔見知りの方も増えて参りました。
会った途端に注文を下さったり。

最初は皆さん、半信半疑(笑)からのスタートでした。
「カキ殻使った事あっから知ってる!」
「焼かねーと、そんなに違うのか?」
どちらかと言うとご近所のよしみで買って頂いた様なモンでしょうか・・・
1作、2作と使って頂くうちに、効果を肌で感じて頂けているのでしょう。
今ではハードユーザー(嬉)
壇上から、目が合うと親指を立てGOODマークのサイン!温かい眼差しで見守って下さいます。
「俺らが使う事で、牡蠣漁師の復興にも繋がんだっぺ」
「海も山も、互いに頑張らねばー」
有り難い事です。
資源循環の意義、地産地消の意義、低温乾燥の意義、
願いを込めます。広がり届きます様に。

蛎太郎の独り言・青森遠征

JAつがる弘前岩木りんごの青年部の方々に会う為に、弘前に遠征してきました。
カキ殻使用の4年目の佐藤農園さんをはじめ、若手の熱心な青年部の集いです。
使用2年目の方、1年目の方、それぞれのお話を聞く事が出来ました。
生産者の声を聞く事は、財産です。
僕の経験値では、効果が表れるのが一番遅い分類に入るリンゴですが、確実に出るのも、りんごだと思います。
2年目、3年目とゆっくりではありますが、糖度のアップは勿論、固体比重の重さの増加も実感頂けると思います。
弊社のお客様は、多種多様の作物がいらっしゃいますので、日々勉強です。
夕食は、弘前市内にある海凪で食事♪http://www.uminagi.net/
弘前に行ったらマストな店、イケメンの大将は釣りマニアで、知る人ぞ知る、マグロ名人。
釣り人がやっている店だから、料理は間違いなし!
来年は是非、マグロにチャレンジしたいものです。
あ~忙しい(笑)

蛎太郎の独り言・肥効試験(白菜)

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アカデミックなデータが欲しい!
弊社に一番欠けているのが学術的データです。
○○村の○○さんが、使ってくれています・・・。
二代目や三代目の方々は、学術的データを重視する傾向が多く見られ、こんな営業では埒があきません。
そこで弊社ではデータ収集の為に、肥効試験を随時行なっております。
先日、農事法人よつだんファームさん(栗原市・宮内代表)にて白菜に肥効試験を行ないました。
播種23.8.18  施肥23.9.10
定植23.9.12  収穫23.11.30
施肥量は10aあたり
基肥(牛糞堆肥・N24kg・P24kg・K24kg)
追肥(N4.6kg・P3.2kg・K3.2kg)
対象区は、蛎次郎200kg・苦土石灰200kgとしました。
施肥より収穫まで僅かな期間(約80日)しかありませんので、来作付けに向けての土作りと考え、正直、期待はしていませんでした。
ところが、ところが、
宮内さんによると
①固体に質量の違いが出た。
②結球がよく、巻きがしまっている。
③下葉の黄変がでない。
④根の張りが違う。
⑤味に違いが出た。
との高評価!
やっぱりな!(笑)
確かに持った感じは、明らかに違います。
遅効性の分類とされるカキ殻ですが、80日で差が出るのなら、もはや即効性と言っても良いのではないでしょうか?。
すぐさま、比較区の各3検体を宮城県産業技術総合センターhttp://www.mit.pref.miyagi.jp/
へ持ち込み味センサー等にて調査依頼しました。
同時に土をサンプリングしディー・ジー・シー総合研究所http://www.dgc.co.jp/にて
土壌微生物多様性・活性値分析を調べています。
結果が今から超~楽しみなんです♪

蛎太郎の独り言・限界糖度青森りんご

先日、青森の佐藤農園の佐藤君から電話がありました。
http://www.satou-apple-orchard.com/
「カキ殻肥料の効果って、いつ頃から出てくるんですかね。」
「えっ?効果?いつ頃?」
僕にとっては、不思議な質問です。
佐藤君は蛎右衛門3年目、蛎太郎時代からのユーザー。
今まで数多くのお褒めの言葉を頂いていました。
今更、何を言ってるの?そんな感想でした。
ひとしきり、他品目での実績や効果をお話ししました。
「どうしたの?」
「昨日、今年の出来をみる為に、何個か糖度調べたんですよ。」
そのうちの1個が糖度20度だったそうです。
植物には各々限界糖度があるそうですが、りんごの限界糖度は20度。
りんごのメッカ弘前でも滅多に見られるものではないそうです。
と同時に酸味もあり、味も極上だったそうです。

葉物は、1作目から違いが見てとれると評価を頂きます。
根張りの違いや樹勢を見て貰えれば一目瞭然です。
それに比べて木系は時間がかかる傾向にあります。
根を確認する事は出来ませんが、翌年には葉の厚みが増し始め、春には芽吹の勢いが変わってきます。

限界は何時の時代にも塗り替えられます。
目指せ!21度!いや22度!(笑)

蛎太郎の独り言・東北土を考える会

9月24~25日、東北土を考える会秋季研修会に出席して参りました。
初日は、勉強会。2日目は、津波により一体が水に浸かったものの、いち早く除塩作業を行い田植えをされた、地元の雄「アグリードなるせ」さんの圃場見学でした。
流石に土を考える会ですから出席される方は、真剣そのものです。
アグリードさんの除塩方式は、スガノ農機さんの農機具を用いた「無代掻き縦浸透型除塩方式」です。
http://www.sugano-net.co.jp/
論より証拠、黄金色に輝く稲穂でした。
他の除塩実験圃場も見ましたが、これほど見事な稲は見た事がありません。
これが、宮城の津波圃場対策のスタンダードになると思いました。
海水と共に上がってきた泥から塩分を流し落し、ミネラルが残った状態なのでしょう。
素晴らしい圃場でした。
津波の恐ろしさと同時にミネラルについて改めて考える会となりました。

蛎太郎の独り言・収穫ラッシュ

これからの時期、収穫ラッシュが始まります。
トマト・キュウリ・枝豆・とうもろこし・さくらんぼ・桃・梨・スイカ・・・。
生産者さんから沢山の贈り物を頂きます。
今朝は、グリーンマンファミリーでもある埼玉県の山中君
http://www.stella-verdure.com/
から野菜の詰め合わせが届きました。宅配便が届いた直後には、お湯を沸かし始め(笑)即、ピュアホワイト(白系トウモロコシ)を試食!
う~ん、旨い!今年も数食べたけど、一番かな!
激戦区、青山ファーマーズマーケットでも敵無しなのも頷ける・・・。
糖度は勿論、味が濃い!ニヤケちゃいました(笑)
新しいスタッフに旨さを説明するのにも、熱が入ります。
桃太郎ゴールド(黄色トマト)もシンシア&シェリー(ジャガイモ)も楽しみ~。
今夜は、どう調理しよう!悩みます・・・。
シンシア&シェリーは???
一旦蒸かした後、素揚げして塩で食するのが、山中君お勧め・・・。
これ、やってみよう!
常温で保管し、食べる2日前に冷蔵庫で冷やすと糖度がより上がるそうです。
折角食べるなら、最高の状態で食べたいものです。

電話でお礼を伝えると、
「トマトとの相性良かったですよ!」
「L玉とLL玉のオンパレード!小玉は少なかったですね。」
「お米も楽しみです。色も成長も他に比べて格段の違いですよ!」
「やっぱ蛎右衛門イイですよ!」

電話口から山中君の笑顔がうかがえます。
生産者さんの笑顔が一番の大好物です。